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【看護師転職】円満退職~理想の職場(病院・クリニックなど)へ転職するまでのステップ

はぴえる

このままで良いのかな…
そろそろ他の職場を探してみようかな…
と悩んでいませんか?

悩めるナース

育児に専念したいし、このまま夜勤を続けるのは厳しい…
円満に辞められるのか不安だし、理想の職場って見つかるのかな?

はぴえる

転職3回、常勤・非常勤・派遣含めて6業種経験してきた私が解説していくよ!

この記事でわかること

・退職の実情・円満退職するまでの流れ

・病院以外の職場環境(クリニック・施設・訪問看護など)

・理想の職場に転職するまでの流れ

目次

看護師が退職する理由ランキング

厚生労働省による退職理由ランキング

  • 1位:出産・育児
  • 2位:結婚
  • 3位:他の施設への興味
  • 4位:人間関係がよくない
  • 5位:超過勤務が多い

(参考:看護職員就業状況等実態調査結果|厚生労働省

厚生労働省による退職理由ランキングでは、出産・育児・結婚など自分自身のライフステージの変化が上位を占めています。

職場の不満として「人間関係がよくない」「超過勤務が多い」とストレスを抱えているケースも多いですね。

また大学病院などでの新卒採用の場合、希望通りにならないことが多いのも現状。

最初に配置された職場で頑張っていても「外科で働いてみたかった」「やっぱり急性期は苦手」など、他の職場への興味が出るのは珍しいことではないでしょう。

ナースセンター登録データに基づくランキング

  • 1位:看護師の他の職種への興味
  • 2位:転居
  • 3位:子育て
  • 4位:勤務時間が長い・超過勤務が多い
  • 5位:結婚

(参考:公益社団法人日本看護協会「2020(令和2)年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人就職に関する分析報告書」

調査機関により結果が異なりますが、上位の内容としてはやはりライフステージの変化・職場への不満・他職種への興味が入ってきますね。

こちらのランキングでは「看護師の他の職種への興味」が1位となっています。

「他の業種を見てみたい」「もっと合う職場があるかも」という気持ち抱えている看護師さんは多いのではないでしょうか。

円満に退職するまでの流れ

退職理由を明確にする

スムーズに円満退職するためには「退職理由」が大切になってきます。

例えば結婚・出産・育児・夫の転勤・家族の介護など、明確な理由があれば良いですね。

一方で労働条件が悪い・人間関係が悪い・単に辛いから、などの理由は良くない印象を与えます。

嘘を伝えるのはおすすめしませんが「それなら仕方ないわね」と、納得してもらえる理由を自分の中から探していきましょう。

退職希望を上手に伝える

退職希望を伝えるのは、所属長(看護師長)になります。

立ち話ではNGなので「大事な話があるのでお時間頂けますか?」と時間と空間を確保してもらうのがベスト。

まずは口頭で、退職希望の意思とともに自分の状況や考えを伝えます。

結婚や出産など明確な理由があればそのまま伝え、キャリアアップのための転職・〇〇の分野で活躍したいなど前向きな理由もそのまま伝えれば良いでしょう。

一方で、ネガティブな理由の場合は注意が必要です。

人間関係に不満がある場合、チーム編成を変えるなどの提案をされるのが予想されます。

業務的な不満がある場合は、逆に解決策を提示されて引き止められる可能性も。

もし体調不良が理由なのであれば、事前に医師の診断書をもらっておくと良いですね。

退職届を提出する

所属長(看護師長)と退職交渉が済み、就業規則に基づいて退職日が決まったら「退職届」を提出します。

話し合いで退職を受け入れてもらえなかった場合は「退職願」を提出することになります。

退職の意思を伝える前に、いきなり書類を提出するのは失礼になってしまうので避けましょう。

退職日までにやること

当然ですが、退職日までは責任を持って業務にあたりましょう。

担当制の場合は後任の看護師に引き継ぎ、しっかりと情報共有します。また、過去に遡って記録漏れがないか確認しておくと良いですね。

同僚のスタッフ、お世話になった医師・看護師には挨拶をします。

有給を使いたい場合は、早めのタイミングで所属長(看護師長)に伝えておきます。

看護師が活躍できる職場はいろいろ

看護師といえば病院勤務が多いですが、そればかりではありません。

私は3回転職経験があり、病院以外にもクリニックや訪問看護、デイサービスや訪問入浴などで働いてきました。

業種により大きく環境も違いますし、それぞれのライフスタイルにより相性があると感じています。

看護師にはどんな業種があるのか、みていきましょう。

病院

病棟勤務

看護師の多くが病院を職場としています。病棟勤務の場合は夜勤があり、その場合は2交替が主流になっていますね。シフト制になるので休みは不規則、平日の休みが取りやすいです。

急性期・慢性期、科によって特色が異なり、急変が多い病棟、入院が多い病棟、手術が多い病棟、また患者さんの安静度もさまざま。

新人看護師には先輩看護師がマンツーマンで指導・教育するプリセプター制度があり、規模の大きな病院では研修やセミナー開催があるのでしっかり勉強することができ、スキルアップに繋がります。

病院によっては家賃補助がある、寮完備、その他福利厚生が充実しているのも魅力ですね。社会保険や退職金制度も充実しています。ただ、看護師の仕事の中で一番超過勤務(残業)が多いのは現実です。

外来勤務

外来勤務の場合は夜勤がなく、規則正しい生活が送れます。ただ救急外来がある病院の場合は夜勤もあるでしょう。

仕事内容は診療介助、検査や処置介助、患者さんへの生活指導、在宅での継続的な看護が挙げられます。

1日に数多くの患者さんを対応する必要があるため、仕事のスピードが求められますね。

給料面では夜勤がない分、病棟勤務よりも少なくなります。

クリニック・診療所

医師である院長が1人で多くの患者さんを診察するので、診療補助がメインの仕事になります。

バイタル測定、採血、注射、他にも器具の消毒、備品の在庫管理、清掃などの雑務も看護師が行うことが多いです。

日曜日を中心に固定休みなので、旦那さんの休みに合わせたい方、子育て中のママ看護師に人気ですね。

介護施設

施設での看護師の仕事は、病院に比べて医療処置が少ないのが特徴。主に体調確認・バイタル測定・薬の管理・インスリン注射・褥瘡や皮膚の処置・緊急時の対応などが挙げられます。。

介護職の方が一緒に勤務しているので、清潔ケアやオムツ交換・体位変換・トイレ誘導・食事介助などの負担は軽減されます。

医師が常駐しておらず、看護師の配置人数が少ないので、緊急時の判断能力が必要です。

デイサービス

デイサービスでは生死に関わる場面や医療処置がほとんどなく、オンコールもないため精神的に負担が少ないです。

看護師の仕事としては、バイタル測定・内服薬の管理・皮膚の処置・介護士さんのサポートなど。基本的に看護師は1名となります。

自立した利用者さんが多いので、コニュニケーションを図ったり、レクリエーションを見守ったり、ゆったりした時間もあります。

時間になると利用者さんは送迎で自宅に帰るので、残業はほとんどありません。

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勤務時間が少ないので、負担が少なく楽しく働けたよ!

訪問入浴サービス

訪問入浴サービスは、浴槽が運べるワゴンタイプの車両に介護職の方と3名ユニットで乗車し、朝から夕方までスケジュール通りに訪問していきます。

仕事内容は、体調確認(バイタル測定・ご家族からのヒアリング)入浴や更衣の介助・必要あれば爪切りや褥瘡処置・軟膏処置などもあります。

1件あたり45分程度、事業所によっては1日6〜7件ほど訪問することもあります。訪問スケジュールが明確なので、残業は少なめ。

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車内で記録を見ながら情報共有することもあるので、車酔いする方は気をつけてね!

訪問看護ステーション

地域により異なりますが、車や自転車で1日5件ほど訪問します。仕事内容は、体調確認・バイタル測定・内服管理薬の管理・インスリン注射・褥瘡や皮膚の処置・清潔ケア・排便コントロールなど。

内容は医師の指示書・ケアマネージャーが作成したケアプランにより利用者さんごとに異なります。

基本的に1人で行動するので、職場の人間関係構築が苦手・チームで動くより個人プレーが気楽で良いと好む方にはおすすめ。

基本土日が休み、オンコールあり、残業は少なめです。給料は事業所によってかなり差がある印象ですね。

はぴえる

私は訪問看護大好き。自転車移動は悪天候の時は大変だけど、気楽でストレスがかからないのよね。

6業種経験して感じたこと

3回転職していますが、色々な業種を体験したのは派遣時代。看護師の働き方って色々あるんだな〜と視野が広がりました。

病院は基本的なスキルを学び自信をつけることができた職場。循環器の急性期病棟では急変や処置が多く大変な反面、レスピ装着の重症患者さんの看護や心電図をマスターしたり、全身状態をしっかりアセスメントできるようになりました。

循環器病棟で6年勤務することでスキルアップし、その後転職する際にも自信を持って臨むことができましたね。

クリニックや診療所は職場により雰囲気や仕事内容・待遇が異なるので、希望するなら情報収集が必須です。

受診する患者さんの数だけ業務をこなすことになるので、要領良く仕事できる人は重宝されますよ。

精神的な負担が少ないと感じたのはデイサービス。こんなに楽しく働いていいんですか?と思ったくらいです。

訪問入浴は、業務はわりと単純ですが時間内に訪問を終わらせないといけないので、焦る気持ちが強かったです。

訪問看護は真夏・真冬・悪天候の際の自転車移動は大変ですが、単独行動でストレスが少なく、個人的には楽しいと感じています。

本当に看護師の働き方はさまざま。何といっても職場を選ぶことができるは看護師の大きなメリットですよね。

選ぶときには何を重要視するのかが大切。

給料・勤務地・休みの取り方・精神的な負担・体力的な負担・残業の有無など、何を重要視するのかはライフステージにより変わってくると思います。

はぴえる

悩んでいるなら転職も一つの選択肢。幸せに働ける道が必ずあるからね。

看護師転職への道〜自分に合った職場を見つける〜

転職活動は在職中がベスト

転職に向けての情報収集は在職中に始めておくのをおすすめします。

退職後から探し始めても、良い条件の職場が見つからなかったり、じっくり見極める時間がないからです。

退職の数ヶ月前から情報収集し、自分に合った転職先が見つかったら面接し、内定までもらっておくとスムーズですし安心ですよね。

自分に合った転職先の探し方

ハローワーク

ハローワークは厚生労働省管轄で全国の自治体に設けられ、無料で仕事を紹介してもらうことができます。

また地元に密着しており、その地域の仕事が見つかりやすいですね。

ただ全職種の中から看護師求人・その他希望の条件を絞って探してもらうのは手間や時間がかかります。

情報の更新が遅い・すでに採用が決まっているケースもあるので注意が必要ですね。

ナースセンターの職員がハローワークを巡回して相談に乗っているので、問い合わせしてみると良いでしょう。

ナースセンター

ナースセンターは日本看護協会・都道府県看護協会が運営しています。

担当者が看護師なので、看護師目線でのアドバイスがもらえ安心感があります。

扱っている求人情報は少ないので、条件に合った求人が見つかりにくいのが難点でしょう。

直接応募する

転職情報・ナースセンターなどで見つけた求人に対し、自分で応募〜面接する流れになります。

非公開の求人を扱ったり優先的に紹介していくエージェントに比べると、自分で探す場合は辿り着ける求人情報に限りがあります。

また転職活動のスケジュールに余裕がある場合は良いですが、相当の手間がかかるので仕事をしながらの場合はおすすめしません。

すでに「〇〇病院の△△科」というように決まっている場合は直接問い合わせるのが早いですね。

転職サイトに登録する

看護師専門の転職サイトは、様々な職種で自分の条件に合った仕事を探すことができます。

希望の職種・給料・その他条件を提示して情報収集でき、その条件に合った募集があればその都度スピーディーに連絡を受けることができます。

実際に応募する際も、条件交渉や面接サポート、現地まで同行してもらうことも可能。

探す手間・時間的な負担が少ないので、仕事をしながら転職先を探すのにおすすめです。

知人に紹介してもらう

友人・知人が働いている職場で求人がある場合、実際に働いている人の意見を聞くことができるのがメリットです。

また人間関係や雰囲気、待遇面のリアルな情報をある程度掴めるでしょう。

ただし内定後に「もっと良さそうな職場があった」、入職後「思っていた感じと違った」といった場合に辞めづらいので注意ですね。

はぴえるの職場探し体験談

私の場合、1回目の転職は希望の病院が決まっていたので直接応募しました。4月入職だったので、新卒採用とともに既卒看護師の入職者も多く孤独感は少なかったです。

2回目・3回目は転職サイトを利用しました。

在職中に自分で探すのは時間的にも大変と感じたので、複数サイトに登録し情報収集からスタート。

様々な職種で、求人情報ってたくさんあるんだなーと広い視野で楽しく情報を集めることができましたね。

登録先の会社から条件に合った求人情報が届くので、その中から絞っていき応募〜面接〜採用までスムーズでした。

電話がしつこいのかな?と心配していましたが、メールやLINEでの対応も可能だったので良かったです。

使って良かった!看護師転職におすすめの転職サイト

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私が実際に使って良かった転職サイトだよ!

====《以下準備中》====

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